鉄道模型メーカー KATO(関水金属)様より、過去足立から石灰石輸送に使われてた蒸気機関車の貨車セットが2020年6月に再販されました。
※2024年7月更新:本製品は現在販売終了し、店頭在庫のみとのことです。
歴史の一部をこうして形にしてくださったこと、またSNSなどで鉄道ファンの皆様が楽しまれている状況を拝見いたしまして、当時を振り返るクイズを考えてみました!
クイズ正解者の方には社内で発掘した遺構?や地元新見市の主要産業の一つでもある石灰石をモチーフにした地元菓子店様のお菓子、そして模型メーカーKATO様のご協力により「伯備線貨車セット+機関車1両」をプレゼントいたします。
全問三択となっておりますのでわからなくてももしかしたら正解するかも!?
皆様是非ご参加くださいませ!
・応募方法:このあとにございます「鉄道模型再販記念クイズフォーム」からご参加ください。
・応募締切:2020年7月31日(金)
・正解&当選発表:2020年8月17日(月)発表
※正解者様多数の場合は抽選とさせていただきます。
※本企画は、私ども足立石灰工業株式会社が弊社歴史を振り返る記念碑的製品の発売を祝う目的で実施しております。
レール(3名様)
足立石灰工業構内で発見しました当時使用されていたレールの一部です。重量一つ3~4kgとちょっと重たいですがお部屋のインテリアなどに良いかも?
【大きさ】
約 長さ15cm × 幅11cm × 高さ11cm
こいしクッキーsekkai 1箱10個入(3名様)
石灰石をモチーフにしたクッキー。新見の主要産業の一つ石灰で何かお土産に出来ないかと、地元菓子店「さつき屋」さまにご相談して生まれたお菓子です。さっくりほろほろ食感でお茶請けにおすすめとなっております!
2020年7月末まで募集しておりましたクイズへのご応募、みなさまありがとうございました。
多数のご応募いただきまして、正解者の皆様の中から抽選にて当選者様を決定いたしました。
8月中には各商品発送予定でおります。
・鉄道模型セット(貨車セット+機関車一両):1名
小池 様
・レール:3名
森下 様
亀山 様
西村 様
・こいしクッキーsekkai:3名
新島 様
金井 様
石渡 様
【Q1】「足立駅」の”足立”の読み方は?
(ア)あだち
(イ)あしだち
(ウ)あしたつ
【正解】(イ)あしだち
JR様や弊社ホームページがヒント(答え)となっておりました。
【Q2】弊社が使用していた貨車には、無蓋(開放)式のセキ車と、有蓋(密閉)式のホキ車があります。それぞれどんな用途で使用していたでしょうか?
(ア)ホキ車で石灰石を、セキ車で生石灰を運ぶ。
(イ)セキ車で石灰石を、ホキ車で生石灰を運ぶ。
(ウ)晴れた日はセキ車、雨の日はホキ車を使う。
【正解】(イ)セキ車で石灰石を、ホキ車で生石灰を運ぶ。
生石灰は水と反応しやすく、水と反応すると熱を出して消石灰に変わってしまいます。そのため、雨に濡れない有蓋式のホキ車で生石灰を運んでいました。
(KATO様の製品紹介ページでも触れられておりました)
【Q3】弊社の製品の輸送に、蒸気機関車で使われていたのは、いつからいつまででしょう?
(ア)昭和17年から昭和47年まで。
(イ)昭和27年から昭和47年まで。
(ウ)昭和27年から昭和61年まで。
【正解】(ア)昭和17年から昭和47年まで。
弊社では、戦中昭和15年に石灰石鉱山の開発に着手し、初めて石灰石が兵庫県の広畑製鉄所に貨車で輸送されたのは昭和17年2月11日となります。それから、伯備線が電化される昭和47年まで、蒸気機関車で輸送されていました。その後、貨車輸送が終了する昭和61年まではディーゼル車で輸送しておりました。
弊社ホームページの歴史にて触れておりますのと沿革がヒントになりますがこれはちょっと難しかったですね…。
【Q4】弊社が貨車輸送をやめた理由はなんでしょう?
(ア)石灰石を使っていた製鉄所が閉鎖されたから。
(イ)石灰石をすべてトラックで輸送するようになったから。
(ウ)国鉄の合理化で足立駅の貨物取扱が廃止されたから。
【正解】(ウ)国鉄の合理化で足立駅の貨物取扱が廃止されたから。
民営化を前に、国鉄は赤字だった貨物部門を大幅に縮小し、足立駅の貨物輸送も終了することになりました。
Q4は回答が大きく割れておりましたので補足いたしますと、石灰石を運んでいた日本製鐵 広畑製鐵所は現在も稼働しております。また、トラック輸送は昭和40年頃から増えてきてはいたのですが、製鉄所への石灰輸送は最後まで貨車輸送でした。
【Q5】弊社の貨車は、有名なシリーズ映画のワンシーンに10秒ほど写っています。その映画はなんでしょう?
(ア)男はつらいよ
(イ)釣りバカ日誌
(ウ)名探偵コナン
【正解】(ア)男はつらいよ
男はつらいよ 第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌」(昭和46年公開)でした。寅次郎の義弟である博のお母さんのお葬式のシーンで10秒ほど写っています。高梁市のお寺がロケ地に使われており、開始26分あたりで、お葬式の参列者が並んでいる後ろを貨車が通っていきます。
男はつらいよと釣りバカ日誌は各作品の公開時期とロケ地情報が掲載されていますので、こちらがヒントになったかもしれません。
担当者も確認のため男はつらいよを拝見しておりましたが、「釣りバカ日誌」を回答された方が割合多く「一作目は昭和63年公開で既に走ってないはずだけどロケ地が香川と近い…、まさか…?!」と釣りバカ日誌も確認してしまいました^^;
クイズの回答とともにいくつかご質問を頂戴いたしました。
簡単ではございますが以下ご覧くださいませ。
【工場見学等はやっていないのでしょうか?】
コロナウイルスの問題を考慮し見学等は現在実施しておりません。
もし将来実施の際にはホームページ等でお知らせさせていただきます。
【採用募集はありますか?】
2021年新卒採用は現在募集中となっております。
【貨車など保存されていれば見てみたいです。】
貨車につきましては弊社内には現存しておりません。
今回クイズ企画実施にあたり、社内を調査したところ見つかったのがプレゼントとしてご用意させていただいたレールとなります。
その他、弊社以外(メーカー様等)関係各所に向けて頂いたご意見は、各担当者様に共有させていただきました。