「万成石50の表現 ~彫刻家51人による万成石の彫刻たち~」を鑑賞

以前より親交のある石彫家クボタケシ様も出展された、万成石の魅力を知っていただくための展覧会「万成石50の表現 ~彫刻家51人による万成石の彫刻たち~(岡山県天神山文化プラザ)」を鑑賞いたしました。

 

■ 万成石(まんなりいし)とは?

岡山県は花崗岩の産地が数多く存在する地域ですが、その一つが「万成石」(まんなりいし)です。
万成石は色や石質から桜御影とも言われ、古くから建築物の床・壁面、墓石などで使われてきました。初めて耳にした方でも、有名建築物や歴史のあるビルなどで目にしているかもしれません。

 

美しさに定評のある万成石ですが建材需要の減少などにより廃業や休業する会社が増えており、今回51名の彫刻家が万成石の魅力を伝えるために彫刻作品を制作・展示する運びとなったそうです。

各作品を鑑賞いたしましたが、同じ材質の石でも作り手によってさまざまな見せ方をされており、表現の多彩さに感心させられました。

9月10日まで開催されておりますので、ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。 

■ 万成石50の表現 ~彫刻家51人による万成石の彫刻たち~

会期:2023年8月22日~27日

会場:岡山県天神山文化プラザ(北区天神町8-54)

 

会期:2023年8月28日~31日

会場:岡アートギャラリー(中区浜2丁目2-38)

 

会期:2023年9月1日~10日

会場:杜の街プラザ(北区下石井2丁目10-8)

 

▲ クボタケシ「呼惚レ/Bol」
▲ クボタケシ「呼惚レ/Bol」

■ 杜の街プラザでの展示の様子

9月1日からの森の街プラザでの展示も観覧に伺いました。